私もずっと正社員にならなきゃ世間には認められないと思っていました。
大学卒業して四半世紀、今やっとその呪縛から逃れられました。
無事に?正社員を辞めることができたのです。
そして、生活費は落ち着きませんが、毎日が自由です。
今まではもう、”呪い”みたいなものでしたね。
そんな自分の経歴をちょっと話させていただきます。
正社員を選ぶまで
私は16歳になってすぐにアルバイトを始めました。
団体生活の苦手な人間だったので、学生時代は部活やサークルといったものになじめず、人づきあいもあまりできませんでした。
そんな人間ですが、仕事をするのは楽しく、高校・大学時代はバイトに明け暮れていました。
でも大学卒業したら、正社員にならなくてはなりません(そんな時代です)。
周りの友人たちは就活にすごい力を入れていました。
私は、なんでそんなに就職することに頑張れるんだろう、、、と思いながらも3社ほど受け、2社から内定をもらいました。
そして就職しましたが、正社員という縛りに耐えられず、1年で退職。
その後はフリーターとしてデパ地下で総菜を売っていました。
結婚や出産もあり、パート的な立ち位置の仕事をずっと続けていました。
ですが、シンママになり、私一人で子供3人育てなくてなりません。
やりたいことや自分のスタイルを貫くより、生活費が何よりも重要になりました。
シンママのくせにパート?生ぬるくない?と言われるのが嫌でした。
そして約20年ぶりに正社員の道を選んだのです。
就職してみてから
仕事内容はまったく畑違いの営業業務でした。
最初は死に物狂いで仕事を覚え、見よう見まねで業務をこなし、気が付くと勝手に管理職になっていました。
ボーナスもでるし、毎月安定した収入もあるし、同僚にも恵まれ、たしかに生活は安定しました。
自分の家を建てることもでき、このまま定年まで働くんだろうなあとなんとなく思っていました。
でも、そんな思いは消え去ります。
とある役員に目をつけられたのです。
私は自身と従業員と顧客を守るために、経営者としてあまりにも能力のない役員たちに盾を突き、その一部の役員からいやがらせを受けるようになったのです。
完全にパワハラだと思っています。
悪口しか出てこないので詳細は書きませんが、3年近く我慢をしましたがさすがに病みました。
思い出すと今でもとても気持ちが堕ちます。
それでも、生活のために、なんとか耐えましたが、もう限界でした。
退職してから
この数年は動悸や頭痛、気分の落ち込みに不眠としんどかったです。
それらを仕事や家事の忙しさに紛らわせ、気が付かないふりをし、必死に働いてきたつもりです。
今はまだ退職して1か月ですが、精神はとても安定しています。
とにかく寝れるようになったことが何よりも大きいです。
いままでは睡眠4時間とかが普通で、昼休憩のときに15分の仮眠をとっていましたが、さすがに休みの日は起き上がることができませんでした。
とはいっても休みの日に満足に寝れているわけではなく、眠いのに寝れない、寝るととてつもなく気分が悪くなる、そんな週末でした。
ずいぶんと身体を酷使しました。
鬱なのか、更年期なのか、まったくわからない自分の身体に鞭打って毎日生きていましたね。
正直、今は生活費は、かっつかつです。
雇用保険の申請をしているのでそれがおりれば少しは楽になれるのかしら???と案外能天気にいます。
あとは雇用保険受給の要件に合うようにタイミーなどでバイトをしています。
そして、自宅にて、パソコンスキル上昇を目指していろんなものに手を付けている、そんな感じです。
これからどうしようかなー
お金はないが自由がある。
不安はあるがストレスはない。
結局、自分の選択しだいなんです。
正解はないと思います。
自分が苦しくない方法。
それを選択できれば一番良いのではと思っています。
子供たちも退職することをとても喜んでくれたので、私は家族のために正社員になりましたが、家族のために退職をしました。
退職したことを実家に話す時が一番嫌でしたね、、、( ´∀` )
正社員辞めただなんて言ったら、戦時中生まれの親に何を言われるか。。。
何も将来を考えていないわけではないけど、確固たるものもなかったんで話すことが余計憂鬱でした。
まとめ 楽しく生きていこうよ
これからもいろんなものに挑戦したいなーと思っています。
正社員続けていたら、とてもできなかったです。
正直、今は税金も払えないのでメルカリやリサイクルショップにアクセサリーなど売ってなんとか支払ってます。
日本政府よ、どうにかしてくれないか、、、
今は収入よりも、税金や社会保険料のほうが金額高いんだよ。
でもまあ、なんとかなるよね!きっと。
悩んだってしょうがないじゃない?
今では社会に認められる必要性なんてこれっぽっちもないと思えるようになりました。
好きなことをして、苦しくなく生きていく。
そんなことができるように、、、頑張ろうと思っています。