失業給付を受給するためには、ちゃんと就職活動していますよということを示すための”就職活動”が必要になります。
とはいっても、会社を辞めたばかりでそんなに簡単にいい条件の再就職先も見つからないし、少しの間はゆっくり休んで次に備えたい、、、と思いますよね。
ちゃんと働く意思はあって、いままで高い雇用保険料を払い続けてきたのに、もらえる権利のある失業給付について厳しい要件をあれやこれやと言われたら気持ちが萎えてしまいます。
不正で受給する人がいるのも実際の問題ではあるかと思いますが、私はここまで頑張って社畜で働いてきた労働者のことも少しは考えてほしいと思っていました。
退職でストレス、失業給付申請でストレス。
なんか本末転倒。
ですので、少しでも負担がなくなるように、ここでは簡単に就職活動として認められるものを紹介させていただきます!
認められる就職活動とは
認定日から次の認定日までに、原則2回以上の就職活動の実績 が必要になります。
給付制限のない方は初回の就職活動は1回すればOKです。
給付制限のある方は、制限期間が2か月の場合は2回、制限期間が3か月の場合は3回 必要です。
そして下記のような活動が必要です。
- ハローワークが実施する 求職の申し込みや紹介(求人票をみて内容の相談や面接の応募をすること)、就職支援セミナーなどの参加
- 民間の労働派遣機関が実施する 求職の申し込みや紹介、セミナー等の参加
- 国や県などが実施する 就職相談、企業説明会の参加
- 国家試験や資格試験の受験(再就職用のもの)
などがあります。
Q&A~労働者の皆様へ(基本手当、再就職手当)~|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
(Q34 どのような活動が求職活動の実績に該当しますか。)
しかし、官公庁の申請サイトとかっって言葉ばかり難しくて、何言ってるかわかんないですよね!!!
就職活動って、ネットで求人をみたり、友人になんかいい仕事ない?って聞いたりするのはダメなの?って思いますが、
・・・これは認められないんです(´;ω;`)
派遣会社に登録するだけも、ダメです。
そして基本その派遣会社で派遣の仕事をした場合は、知らないところで雇用保険加入に該当し就職したとみなされることもあり、それじゃあ元も子もありません。
雇用保険受給資格とは?会社退職後の働き方について – ぶるーのの小さな水槽-☆雑記ブログ☆- (bru-no.blog)
おすすめの就職活動内容
ハローワークはいつも混んでるし、ぶっちゃけいい仕事ってあまりないよー!
労働派遣機関って、何?どこ?
国家試験受験?そんなの無理無理!
わざわざセミナーに通うのもなんかめんどくさい!
その分、バイトしたりネットで求人探すほうがいい!
これじゃあ、認定書に何も書けないじゃん!どうしよう!
、、、そんな方は、サイトから求人に応募し、失業認定申告書の応募の結果欄に「結果待ち」と記載する!
だけで大丈夫です!
重要なのは実際に活動をしたという”実績”を作ることです!
面接結果は失業給付に関してだけを言えば、不採用でいいんです。
ただ、求人の応募もしていないのに”応募した”といってしまったら、それはアウトです。
不正受給になります。
そこの企業で働く気が仮になかったとしても、、、選考に応募したという実績があればいいんです!
企業側もサイトからきた応募に対しては、このまま面接に進めたい!と思う人でなければ、書類選考落ちとして特段連絡もせずに処理したりすることもあります。
忙しい企業だと、求人の応募がきたことすら確認してもらえないなんてことが実際にあります。
悲しいかな、常に就活者は弱者です。
だからと言って悲しくなる余裕はないですよね、逆転の発想で行きましょう!
今時のネットからの応募は履歴書不要であったり、すべてオンラインで行えるのでとても有効に時間を使うことができるのです!
就活者側の応募が楽になったということは、採用側も作業が楽になっているんです。
若干、心が痛むかもしれませんが、あまり熱のある履歴書や職歴書を作らずにさらっと応募をしてみることで、企業側にも自身にも負荷をかけずに済み、就職活動の一つとして認められることができます!
でも、そもそもこの国の定める就職活動として認める内容が、もうすでに時代遅れな気がします。。。
まとめ よい再就職先に出会えますように
サイトから求人に応募し、失業認定申告書の応募の結果欄に「結果待ち」と記載する!
これを認定日と認定日の間に行ってください。
ですが、本当に就職活動をせずに失業給付をもらうだけでは、本来の失業給付の目的にそぐいません。
今後、就職する意思がないのであれば失業給付はもらえませんよ!
そのあたりはちゃんとルールに従うべきかなと思います。
どんなに頑張って就職活動してみたものの全く就職先が見つからなかったのに、
軽い気持ちでサイトから応募した求人が、実はものすごい運命的な出会いとなるかもしれませんよ!
いい仕事に就くのは、いい人との出会いがあることと同じです。
そしてそれはある日突然やってくるかもしれません。
皆様にいい出会いがありますように、、、☆